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2011年05月24日 前へ 前へ次へ 次へ

節電の決め手になるボトム電力削減

 連休明けからすっかり夏めいてきたが、今年の夏を思うとどうも気が重い。大震災で強烈な影響を受けた日本経済に、電力不足という大きな壁が迫る。15%の節電は容易ではないが、消費者の節電意識を刺激する絶好の機会となる▼家庭で冷蔵庫など電源が24時間入ったままの電力使用量を「ボトム電力」と呼ぶらしい。専門家によると、家庭の使用電力のほぼ半分がボトム電力、ここでの節約が季節を問わず電力消費を減らす決め手になる▼冷蔵庫内への食料の収納や使い方を工夫することで電力消費を減らせるほか、最新の省エネ型の製品への買い替えで大きな効果が生まれる。これに、エアコンの使用を抑制したり、こまめに照明を消すことなどで節電効果が上がるという▼もっとも、日本の照明器具の効率は欧州に比べてほぼ2割高いが、(器具の)使用量は4割も多いらしい。生活の「豊かさ」と「明るさ」が、無意識のうちに"同居"してきた社会を見直す好機でもある▼こうした中で、LED電球の販売が急伸している。GfKマーケティング社によれば、4月第2週、電球販売に占めるLED電球の構成比は数量で27%、金額で67%に達している。消費者の節電意識は確実に高まっている。今年の夏は、ゴーヤの"緑のカーテン"を含め節電の知恵を総動員したい。


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